第二新卒者の復権


 私なりに単純に考えますと、もともと新卒者より第二新卒者の方が採用側にメリットがあるのではないかと思ってきました。
 ところがネットで見つけたニュース記事では「スキルがなくて転職しずらい」のが第二新卒者であると、私の思いと真逆のことを述べています。
 私が第二新卒者が有利というのは、新卒者にはない社会経験を有していること。このため基本的なビジネスマナーを有していること。学卒後およそ3年以内とまだまだ若く将来が期待できること等の理由からです。
 ですからスキルがないと言い切るのはどうかと思います。

 

 もっとも第二新卒者の定義は「学卒後3年以内に退職した者(で転職しようとする者)」ですから、極端にいえば学卒後半年や一年程で退職してしまった者も入るのでしょうから、そういった人もいるかもしれませんが。

 

 しかし一般的にはやはりスキルゼロよりも、学卒者より数歳経ているだけで、その分社会経験で埋めることができれば、そちらの方がメリットなのではないかと思うのです。

 

 そして確かに先ほどのニュース記事ではこう続けています。
 退職した理由が単なる『自分に合わない(会社が嫌いだ)」とか「給与が安い(待遇が不満)」などの自分本位の考えではなく、やむを得ない理由、学生時代の成績や成果等を考慮し、将来有望と見込む第二新卒者でこそ社会経験を評価し、積極的に採用するというのです。

 

 今の第二新卒者は、2008年秋のリーマンショックによって大企業の採用活動が軒並みストップあるいは大幅縮小した中で、就職氷河期を経験した人達です。そして今、ようやく採用活動を始動し始めた大企業を前に、彼ら第二新卒者は転職に向かい、大企業は採用と手控えた分の遅れを取り戻そうとたとえ数年でも基本的ビジネスマナーを身に着けた、満を持した感のある第二新卒者のパワーを採用する動きが活発です。第二新卒者復権の時です。


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