大卒の3割が3年以内に退職する事実

 厚生労働省が発表した資料で大学を卒業して就職しても、その3割は3年以内に辞めることが分かりました。これは厚労省が2003年3月から2011年3月までに卒業した新入社員の、従業員規模別と産業別の離職者数を調査し離職率を発表したものです。

 

 しかし従業員数が5人未満の企業の離職率は59.2%と高く5〜29人の企業の離職率は49.8%で、従業員数が少なくなるに従って離職率が高くなっています。さらに従業員5人未満の企業では1年目は3割程度の離職率ですが、2年目では5割が離職し3年目では実に6割が離職しています。逆に従業員数が多くなるに従って、新卒の離職率は低くなっています。学校を卒業して就職しても2?3年以内に離職し、また求人先を探す場合は第二新卒と呼ばれています。この第二新卒採用が成功する人と成功しない人との間に、どんな違いがあるのかを書いた記事がありました。筆者は「非正社員から正社員になる!」などの著書がある吉田典史氏で、総合商社の人事部で多くの学生や社会人の採用試験に関わってきたコンサルタントの赤堀吉昭氏にインタービューした内容がまとめられています。

 

 それによると第二新卒が生まれる原因のひとつとして、会社を選ぶ基準が曖昧であることを指摘しています。そして多くの学生が、新卒の就活を悔いていると言うのです。さらに第2新卒として転職して次の職場でスムーズに働く人は、進むべき道にある程度近い会社に入社しそこで不満になり退職していると赤堀氏は分析しています。逆に言えば何をしたいかがはっきりと決まっていない場合には、第二新卒採用も成功しないと言えるかもしれません。

 


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